サプリ開発者のおもい
はじまり
「ふぐ食べた次の日の朝は、化粧のノリがええんよ。」
そんなお客様の声がヒントになり、この「ふぐコラーゲンサプリメント」の開発が始まりました。
私は、昭和48年に父が創業したふぐ料理専門店「かっぽう 仙羽亭」の二代目店主です。
仙羽亭では、大きさや身質にこだわったふぐを、大阪のふぐ専門業者から必要に応じて仕入れ、店内の生け簀で泳がせています。そしてお客様の予約状況や、召し上がるタイミングを逆算して捌いています。
特に10月から3月のふぐシーズンには、城陽市や近隣の方はもとより、京都市内や大阪、奈良からもたくさんのお客様にからご来店いただいています。
父と共に店を営み、日本料理やふぐ料理の基礎を学んでいた時、「ここの店のふぐは、やっぱり美味いなあ。ここでふぐ食べた次の日の朝は肌がぷるぷるで化粧のノリがええんよ。」そんなお客様の声をよく耳にしました。
「でもなあ、毎日来れへんしなあ。これでもうちょっとコースの値段が安かったらなあ。」なんて言葉も冗談ぬきで本当に多かったです。
どうやって作るの
ふぐを食べると肌の調子がよくなることはお客様の声で実感していたのですが、もし毎日摂ることができたらすごく喜んでもらえるのではないかと、そう考えるようになりました。
そして、それを毎日手軽に摂取できる方法は何かないものかと考えたときに、ふぐのコラーゲン成分を含んだサプリメントの開発が頭に浮かんだのです。
ふぐには良質なコラーゲン成分(グリシンを代表するアミノ酸)がたくさん含まれていることは、インターネット等で紹介されていて、みなさん良く御存じだとは思いますが、それをどうやって抽出しサプリメントにすれば良いのか。
その方法は、ふぐ料理は専門でも、サプリメントとなると私にとってはまったく未知の世界でした。
それからの1年間は、ふぐのあらゆる部位を使い、抽出方法を調べたり、自分なりに考えたアイデアを試してみたりして何とかふぐのコラーゲン成分の粉末化に成功しました。
しかし、粉末化に成功したことは、まだまだ第一段階を通過しただけにすぎず、ここから更に困難が待ち受けていました。
商品化への道のり
実際にできあがった粉末を分析した結果、たくさんのコラーゲン成分のアミノ酸であるグリシンが大量に含まれていることがわかりました。
それと同時に、ふぐの持つ猛毒として知られているテトロドトキシン(ヒトの経口摂取による致死量は1–2mgで、経口摂取では青酸カリの850倍程度の毒性を持つ、ウィキペディアより)が一切含まれていない事が証明されました。
次に、私がオリジナルで精製したふぐ由来コラーゲンの粉末を持ち込み、カプセル状の錠剤にしてくれる企業様を探すのに大変苦労しました。
まずふぐには、毒があり危険性があるというイメージだけで断られるケース、原材料の持ち込みができなかったり、小ロットの生産に対応していない為、最初から大量の在庫を抱えるリスクが発生したりするなど、なかなか自分たちのような中小零細企業では健康食品の分野に参入することは難しいのでは。と思案することが多々あり、商品化への道筋がなかなか見えてきませんでした。
その後、思うようなパートナーが見つからない状況が一年ほど続きましたが、私のサプリメント開発に対する熱意を受け止めてくれ、試作品という方式での少量生産に対応してくれる企業に出会いました。
おわりに
「ふぐを食べた次の日の朝は、化粧のノリがええんよ。」という女性のお客様の声をヒントに始まった、ふぐのコラーゲン成分入りサプリメントが、約3年半の歳月を経て完成に至りました。
現代社会において、男性でも女性でも身だしなみは大切だと思います。しかしいくら良いスーツを着ていても、お肌の調子が悪ければ台無しですよね。
また逆にお肌の調子がよければ、気分の乗ってくると思います。
そんな時、仙羽亭の「ふぐコラーゲンサプリメント」が、皆さんのお役に立てればとどんなに嬉しいことか、このサプリメントを開発してよかったと私はそう思うに違いありません。
フグ皮から抽出した天然コラーゲン成分と、一日に必要な量のビタミンⅭを含んだサプリメントの効果をぜひ一度お試しください。
店主敬白